後ろの4両

乗ったり撮ったり、あとは時々舞台に行ったり

富山地方鉄道

5/4 地鉄と山

こんばんは。
5月も後半。ここ何日かは横浜も暑い日になりました。

さて、今更ですがやっと写真の取り込みが終わり、時間も取れたので、GWのまとめを。

今年ももちろん富山に行って参りました。4日の昼前に富山入り。新幹線からは、富山県に入ったところから見事な立山連峰が望め、この時点で落ち着きを保てません。改札を出たらまず駅前へ。

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デ7000と弥陀ヶ原。駅前横断歩道から眺める3000mの雪山。

今日は剱岳を狙っていくことにして、立山線の稚子塚へ。

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水鏡とはなりませんでしたが、剱はくっきり。

立山線の間隔が空くころに寺田の上市寄りへ。4月にも行ったところですが、今回はもっと山が見えるはず……
わくわくしながら歩いた先にあったのは、

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今日来て良かったと心から思える景色でした。

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左に振ると、水の入った田んぼも。

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引きで。毛勝三山と剱岳。

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剱岳メイン。

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うなづき号。
この時間側面に日が当たらないのは残念ですが、良いポイントでした。

この後山に雲がかかってきたので、一旦撤収。場所を変えます。

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堂々と腕を広げる。

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ホームから剱を望む。

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寺田は、アルペンルートの立山線から黒部峡谷の宇奈月方面への乗換駅。看板は古くなっても、人気は変わらず。この日も立山線は大混雑でした。

一旦越中舟橋で降りて、駅併設の「お※(お米)食堂」に行こうとするも、腹痛を発症し、断念。

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舟橋駅前でダブルデッカーエキスプレス。

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そして越中三郷へ。また山が見えてきました。

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駅から舟橋方に歩いて10分ほど。待っていたのは青と白の絶景でした。

しかも時間とともに雲が消えてゆく消えてゆく!

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千と千尋の電車のイメージ。水面を行く電車。

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剱とアルプスエキスプレス。

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側面に日が当たったころ、雷鳥色が来ました。
ここにずっといたいくらいでしたが、この雲の流れならあそこに行くともっといいだろうと離脱。

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三郷駅から。上下左右にぐねぐね。

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雪山を背にしてやってきた東急電車。
これで電鉄富山に戻り、改札を出ると、眼下に見えたのは富山駅停留所を出てくる7018号! 検査に入っていたと聞いていましたが、また旧塗装のままで帰ってきてくれたようです! しかも南富山駅前行き! 慌てて駆け下り、停留所へ。

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ぴかぴか旧塗装の7018と弥陀ヶ原。今日は本当にツイてます。

このまま大学前行きの電車で終点へ。途中道を間違えながら九十九折りを駆け上がって辿り着いたのは、呉羽山の展望台。

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夕方の富山平野に壁のように連なる立山連峰。
呉羽山に登ったのは3回目ですが、初めてこれを見ることができました。

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剱岳。剱の名の通り、どこからどこまでも尖った姿。

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立山。こちらは台形。

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雲から日が出てきて平野を照らします。折しも上下の新幹線が神通川で並ぶところ。

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山は黄金色から茜色へ。

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立山開山伝説の佐伯有頼。

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「茜色の夕暮れ、立山の姿」 新富山県民の歌『ふるさとの空』でも歌われた景色です。

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雪と岩を赤く染めて、今日の太陽は地平に没しました。

大変に満足した気分で下山。旧8号まで出ると、ちょうど富山駅前行のバスが来ました。そして駅前に戻り、ローソン横のとんこつラーメンを食べてふらふらしていると、新幹線の高架下にいるのは7018号! 

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慌ててカメラを取り出したら、後ろから来たのはレトロ電車! 今日は本当に本当に運が良い! これだから富山は気を抜けません。

初日はこれで終わり。これまで何度となく富山に通ってきましたが、これほどはっきりと雄大な連峰を見ることができたのは初めてでした。この時期の富山は、新緑、残雪の連峰、水の入った田んぼ等々、見たい景色がありすぎて、行き先を決めるのにも悩みます。晴れる保証があるわけでもないので、通って数を稼ぐしかないですね!

続きはまた。

4/15~4/16 地鉄と桜と四重奏 その2

こんばんは。


いよいよGWが近づいてきました。日差しは暖かく、風は涼しく、出かけるにはもってこいの季節。ちょうどお祭りもたくさんあるので、毎年資金繰りに悩む時期でもあります。


さて前回の続きです。
翌16日は早朝からスタート。昨日の期待通り、見事な青空でした。

千垣の鉄橋まで行くか釜ヶ淵かで悩み、結局釜ヶ淵へ。
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まるで折れ線グラフのような山並み。

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岩峅寺行きのかぼちゃが行ったと思ったら、帰ってきたのは雷鳥色でした。これだから地鉄は一筋縄ではいきません。

で、本題は309レに入るであろう10025。期待通りやってきました。

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カーブを曲がって来ます。

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25-26で走る姿を見てみたい。

横江の桜が見ごろらしいという情報を得ていたので、次の下りに乗ります。
果たして桜は見事な満開でした。

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25が山を下りてきます。

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これを撮れただけでも来たかいがありました。

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横江の駅舎と。ここで雷鳥色が来る辺り、本当に恵まれています。

このあとの富山行きで下山すると、14722が立山行に入るのとのこと。慌てて三郷で降りて準備します。

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石積みのホームによれたレール。そして旧い電車。

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やっぱり鼻筋が通っているとかっこいい。

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山に向かって行きます。

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越中三郷は構内踏切のある駅。

ここで向きを変えて一路東へ。滑川であいの風に乗り換えて泊へ向かいます。
長くなったのでここで分割。四重奏は次回にします。

4/15~16 地鉄と桜と四重奏 その1

こんばんは。
今年も桜の季節が来て、去って行きました。
横浜では開花直後に寒さが戻ってしばらく待たされたうえ、週末は悪天候というとてももどかしい年となりました。


さて、そんな桜を見に、また富山へ行って参りました。
松川の桜はほとんど散っていましたが、山のほうでは見ごろを迎える4月15日、かがやき501号で一路富山へ。折しもこの日はアルペンルートの全線開業日。電鉄富山駅は大混雑。特急立山号には行列ができていました。

立山に先行する普通で三郷へ。立山線の混雑に伴って運用されている3両編成、つまり10025が山を下りてきます。
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やっぱりこの丸い顔はいつまでも見ていたくなります。

このあと4両編成に期待を込めて寺田へ移動。駅近くで撮ろうとするも、下車と同時に近くに落雷。撮影どころではなくなりました。今年1番長く感じる10分間を過ごし、上り列車で電鉄富山へ。このとき雪の大谷付近や室堂では猛吹雪だったようで、とんでもないアルペンルート開業日となってしまいました。

雷雲が遠ざかったころに駅から這い出して路面電車に乗って西町へ。

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富山が誇る光景、TOYAMAキラリとセントラム。

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レトロ電車も来ました。

雲の動きを気にしながら歩いて電鉄富山までもどるとなんと5分後の黒部行きが14722でした。

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散り始めとはいえ桜は桜。

早めにチェックインしてぐったりしていたら、みるみる雲が流れていき、日が差してきました。山も見えそうになってきたので出陣。前から目星を付けていた越中泉へ。

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劔岳がバックに来るはずだと思って来たけど、まだ隠れていてよくわかりません。
でも光線は抜群。

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良い青空でした。

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この日は日没まで粘って終了。なんとなく、明日も晴れるんじゃないかと期待を込めて帰路に就きました。

続きます。

9/23 五箇山麦屋祭

こんばんは。
1週間に渡る富山旅行もこれが最終日。この日は五箇山麦屋祭に行ってきました。

朝は例によって3連の撮影。

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やっと3連らしく撮れました。

このあと魚津のミラージュランドに行ってクロムクロの背景を回収したのち、高岡へ。五箇山麦屋祭の会場は下梨の地主神社なので、世界遺産バスに乗って山へ分け入ります。ちなみにこのバスは、福光ICまで東海北陸道を走り、城端、相倉、菅沼などを通って白川郷までを結んでいる、非常に便利な路線です。

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城端のような賑やかさこそありませんが、この山深い谷間で歌い踊る様子をぼんやり眺めるのは、しっとりと落ち着いた心地よい時間でした。

お昼からのコンクールやゲスト団体のステージが終わると、夜まで踊りはありません。なので帰りのバスまで辺りをウロウロ。

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地主神社から北へしばらく進んだところに、対岸へ渡る橋があります。この向こうにあるのがかの有名な南砺平高校。
ちなみにこの橋は2層構造になっていて、下段は歩道になっています。このときは歩行者がぜんぜんおらず、高校生がランニングに励んでいました。

この日のうちに横浜に帰りたかった、というか終バスが日没前に行ってしまうので、夜の競演会を見ることはできず。来年は車が必須ですね。

富山駅まで戻ってくると新幹線まではしばらく間があるので、地鉄軌道線の撮影。IMG_2188
ちょうどよくレトロ電車が来ました。


来年は五箇山麦屋祭の競演会と、こきりこ祭にも行きたいです。そのときは秋らしい晴れに恵まれることを祈って。

9/21 のと

こんばんは。

去年9月の富山旅行も後半戦。
20日の火曜日は、台風が近づく予報だったのでぐったりすることに。

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とりあえず朝の3連を撮ったのち、10時過ぎになって市役所の展望塔へ。このときここでは富山市内も舞台となったアニメ、クロムクロの展示をやっていました。

立山連峰の眺望が美しいと言われていたので楽しみにしていましたが、当然雲の中。さらにこのときベイスターズ三浦投手の引退会見が発表され、展望どころではなくなってしまいました……
気を取り直してバスに乗り、大喜根塚店へ。富山ブラックラーメンの西町大喜といえば、真っ黒なスープに衝撃的な塩辛さですが、根塚大喜のそれは少し色が薄く、ただ塩辛いだけじゃない旨さがありました。

このあと雨はいよいよ強くなり、三浦投手の会見を見るためにも足早にホテルへ戻りました。


翌21日はのと鉄道でラッピング車が重連で走る予定だったので、能登半島へ。

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とりあえずまずは朝の3連。正面を撮りたかったのでここで。
あいの風で高岡に出て、わくライナーで七尾へ。氷見・能越道経由の乗り換えなしで和倉七尾まで行けるので非常に便利です。

さて撮影ですが、惨敗でした。露出ミス、ピンボケ、構図ミスで撃沈しまともなのはIMG_2027
これくらい。まあ中島カーブも毎回露出ミスで白飛びさせてたので、これでも上出来。

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同じく中島カーブ。金色の稲穂は収穫どきでした。

結局思うような結果が出ず、失意のまま七尾へ。どうも能登は私にとって鬼門のようです。